「金やプラチナなどの貴金属」、「指輪」、「結婚指輪」、「婚約指輪」、「ネックレス」、「宝石」、「ジュエリー全般」、「アクセサリー」などの遺品が出てきた場合、遺品整理をどうするか?
今回は、
・買取に出す場合、どこの買取業者やリサイクルショップに相談すればいいのか?
・その際にどのようなことに注意すればいいのか?
・失敗しない買取業者やリサイクルショップの選び方
についてお伝えしたいと思います。
これらは実際に当店に持ち込まれた遺品の事例です。
「金・プラチナ・銀などの貴金属」、「指輪(リング)・結婚指輪・ダイヤモンド婚約指輪」、「ネックレス・ブレスレット」、「パールジュエリー」、「ピアス・イヤリング」、「宝石」、「ジュエリー全般」、「アクセサリー」、「イミテーション」、「模造品」、「金歯」、「万年筆の芯」、「盃」、「お土産品」がありました。
こちらのお客様は、以下のようなお問い合わせメールを頂き、ご来店されました。
「母親の遺品のジュエリーが何点があるのですが、鑑定とリフォームの相談をお願いします。
保証書なども無く、どのようなジュエリーなのかもわからないので、リフォームをするほどのものなのか、はっきりとわかれば今後も身に付けれるようなものに作り替えたいです。」
今回のお客様の事例からも分かるように、遺品が出てきた場合、
・価値があるのかないのかわからない
・何から手をつけたらいいのかわからない
・どこに持っていけばいいかわからない
とお悩みでした。そこで今回は、
・買取に出す場合、どこの買取業者やリサイクルショップに相談すればいいのか?
・その際にどのようなことに注意すればいいのか?
・失敗しない買取業者やリサイクルショップの選び方
についてお伝えしたいと思います。
1)「目に見える価値」を正しく知る
遺品整理でまずやるべきことは「正しく分ける=目に見える価値を正しく知る」ということです。
遺品には指輪やネックレス、真珠やブローチ、お土産品のようなものもあれば石だけのようなものもあり、アクセサリーも混ざり込んで、ぐちゃぐちゃと宝石箱に入っているかと思います。
当店にもそれを紙袋にまとめて入れてご来店。という方々ばかりです。
まずはその1つ1つの貴金属や指輪や宝石やジュエリーやアクセサリーやお品が、一体なんなのかを仕分け(鑑別)していかなければなりません。「目に見える価値を知る」ということです。
そのために重要になってくるのが、その1つ1つが何なのかを鑑別できる目と知識と経験を持っているかが重要になってきます。
特に今回の話である、貴金属や宝石やジュエリーやアクセサリーは、現預金や通帳や有価証券などといった誰にでもはっきりわかるものとは違い、専門的な目や知識、そして長年の経験が必要になってきます。
・貴金属 or 単なる金属
金、プラチナ、シルバーなどの貴金属なのか、あるいは真鍮(しんちゅう)やステレンスやチタンといった単なる金属なのかを鑑別
・宝石 or 模造石
宝石に属する石なのか、あるいは模造石(イミテーション)や合成石なのかを鑑別
・高価値の宝石 or 無価値の宝石
ここが最も重要なポイントです。
宝石と鑑別された中に「高価値=いいもの」と「低価値=そうでもないもの」に分かれます。ここを鑑別できずに、高価値の宝石も全て低価値で買取する買取業者やリサイクルショップ、高価値にもかかわらずそれを正直に伝えずに低価値と言って買取する買取業者やリサイクルショップが存在するようです。
結局は、
・正しく鑑別する目を持っている業者かどうか
・正しく鑑別する専門知識を持っている業者かどうか
・正しくお伝えする正直、誠実な業者かどうか
によって、結果が大きく変わるということです。
まずはここを正しくやらなければそもそもの話、きちんとした遺品整理になりません。
例えば、保証書や鑑別書や鑑定書がないと評価できない、買取査定額が下がるということは、正しく鑑定や鑑別する目や専門知識を持っていない証でもあります。
ぜひ正しく鑑別してくれる買取業者、リサイクルショップを選んでください。
2)「目に見えない価値」を重ねて総合的な価値を決める
1品1品が何なのかが明確になりました。
次はそのお品には、故人がそれに込めた思いや、どんな背景があってそのお品を手にしたのか、どのように愛用してきたのか、あなたにとってそのお品にはどのような思い出や思い入れがあるのか。そのような「目に見えない価値」がきっとあるはずです。
<遺品をリフォームリメイクした事例です>
それを考えたり思い出しながらその品に重ねてみてください。
そして、持ち込んだ買取業者やリサイクルショップの方と一緒になって親身に語らい、総合的価値をつけてください。
そうすると
・「これは残しておきたい」
・「これは私が愛用したい」
・「子供たちや家族に分けたい」
・「これはいらないかな、処分してもいい」
というお品にそれぞれ分かれていくはずです。
これが最終的な総合価値の結果、たどり着いた結論になります。
そうやって1品1品に総合的な価値がつきました。
残しておきたい、愛用していきたい、家族で分けたいと判断したお品はリフォーム、リメイク、修理を施していけばいいわけです。その場でそれらの見積もりが出るのが理想ですね!
これはいらない、処分しようと決めたお品。これは買取に出していきましょう。
買取に出して現金化し、リフォーム・リメイク・修理費用の足しにしていけばいいのです。買取に出して得た現金で十分に賄える場合もあれば、少々手出しが必要の場合もあるかもしれません。そこはそれぞれ見積もりを確認して、判断していただければいいのです。
よって、このように遺品を整理するには
・持ち込んだ遺品を正しく鑑別してくれる業者に依頼すること
・親身に寄り添う接客をしてくれる業者に依頼すること
が大切です。
逆に依頼してはNGな買取業者、リサイクルショップとは、
・持ち込んだ遺品を正しく鑑別できない業者
・ついている宝石をどれもこれも二束三文で買取する業者
・見えない価値を一緒に考えてくれない、親身な接客をしてくれない業者
です。
このような買取業者、リサイクルショップには出さないほうがいいでしょう。
3)まとめ:買取業者、リサイクルショップの選び方
よって、どのような買取業者、リサイクルショップを選べばいいかというと
・正しく鑑別できる目を持った業者、ショップを選ぶ
・正しく鑑別できる専門知識を持った業者、ショップを選ぶ
・正直に説明してくれる信頼できる業者、ショップを選ぶ
・親身な接客、寄り添う接客をしてくれる業者、ショップを選ぶ
・地元の信頼できる宝石貴金属専門店を選ぶ
ことです。
最後に1つ付け加えましたが、「地元の信頼できる宝石貴金属専門店を選んだほうがいい」と思っています。理由は2つあります。
1つは、
規模や店舗数や認知度は関係ありません。
チラシやテレビコマーシャルなどの広告でよく見かけることが重要ではありません。
ということです。
大切な遺品を、流れ作業で査定されたり、専門知識を持たない人に鑑別されたり、心のこもった接客や対応をしてもらえないのは悲しいことだと考えています。
そしてもう1つは、
その地で「古物商許可」を受けている業者かどうかということです。
最近よく見かける「展示場やスーパーで数日限定で他県の聞いたこともない買取業者が買取」をしています。大丈夫でしょうか?私もわかりません。。。
また、県外から飛び込み営業でご自宅へ訪問買取する業者も多発しています。大丈夫でしょうか?私もわかりません。。。
こういう観点からも、実は中古品を売買するには、営業している県から「古物商許可」を受ける必要があります。この古物商許可とは、中古品を売買する上で盗品犯罪防止などを理由に、営業所を管轄する警察署を経由して、都道府県の公安員会に対して申請をして許可を受けてなければならないという制度がとられています。 こうして許可を受けた人(や会社)だけが、中古品を売買できるようになっています。
この「営業所を管轄する警察署」というのが重要です。何かトラブルが発生した時にその地できちんと営業している会社であるのかは重要です。後から何か連絡したい時に、「この地で事業をしていない会社」とは連絡が取れないかもしれないし、面倒なことが多いはずです。
事業している県できちんと「古物商許可」を受けている業者であることは1つの安心につながるのではないかと思っています。
・事業を営む県で、きちんと「古物商許可」を受けている業者、ショップを選ぶ
これも、最後に加えておきます。
4)ジュエルミキの買取とは
当店が選ばれる理由、当店が他の買取業者やリサイクルショップと違う点をご紹介します。
・宝石鑑定士の正しい目と専門知識で遺品を鑑別します。
・保証書や鑑定書や鑑別書がなくても宝石や貴金属を正しく鑑別できます。
・これまで数多くの遺品整理、買取をしてきた豊富な実績があります。
・見えない価値を一緒に語らい、総合的な価値をお伝えする親身な接客を心がけています。
・大分県、宮崎県でそれぞれ「古物商許可」を受けています。
ですから、遺品整理や形見のお品は、ぜひジュエルミキにお気軽にご相談ください。
アメリカ宝石学会卒業証書
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
ジュエリーや金プラチナの買取、遺品整理について詳しく知りたい方はこちらへどうぞ。
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ジュエリーで幸せのお手伝いを!
「確かな目」「豊富な知識」「長年の実績と信頼」をモットーに、「ジュエリー専門店」としてさらに向上させるために日々精進してまいります。
そして、心を込めて親身に寄り添う接客サービスを通して、皆様に幸せのお手伝いができるよう、日常が光り輝く豊かなものとなるよう努めてまいります。